雑記

ようやくジブリパーク

いつだったか、「ディズニーは『いらっしゃい、ようこそ』と迎えてくれ、ジブリは『おかえり』と迎えてくれる」という刺激的なコメントを見て以来、自分の中でジブリというジャンルに対する見方が幼少期と大きく変わっている。ディズニーを味が一発で分かる甘...
雑記

職人ラヴェルと超人ベルリオーズ

自分が「このアルバムを買いたい」と思うきっかけは、ひとえに好きなアーティストが演奏していたり、好きな楽曲が収録されているからである。だが振り返ってみると、その演奏が収録された当時の背景や曲そのものに関する情報を深堀りすることはあまりなかった...
スキル

ソフトウェアアレルギー患者が基本情報技術者試験を受けに行った話

エンジニアとして働き始めて約5年が経過しようとしている。自分はその5年間をほぼ機構設計の領域に費やしてきたわけだが、その立場から言わせてもらうとソフトウェアのエンジニアは本当に凄い。メカの領域ならばある程度CAD等で視覚化ができるし、最初は...
雑記

ジョン・ウィリアムズの音楽

「ジョン・ウィリアムズ」偏見だが日本ではこの名前を聞いてピンと来ない人は意外といるんじゃないだろうか。だが、彼の功績を知らない人はいないはずだ。ジョン・ウィリアムズはアメリカの作曲家であるが、「スターウォーズ」「ハリー・ポッター」「ジュラシ...
雑記

ガルシア&ハンブルク交響楽団コンサート

ここ数年でコロナが緩和して数々のクラシックのコンクールが息を吹き返してきたが、自分の中では2021年のショパンコンクールを超えるアツい闘いは未だない。それは自分がショパンが好きという理由のみならず、やはり当時スター性を有するコンテスタント達...

理系かぶれのあじさい巡り三年目

京都の宇治では平等院という世界遺産の称号をほしいままにする横綱が目立つが、同時に紫陽花の名所でもあるという認識が自分の中で強まりつつある。学生の頃は京都なんて修学旅行シーズンの紅葉の季節しか行く機会がなかったものだが、仕事の関係で関西に半永...

リベンジMIHO MUSEUM

「関西圏の有名な美術館はどうして軒並み辺鄙な場所にあるのだろうか」というのは自分が関西に移住して以来ずっと持ち続けている疑問である。関東圏ならば、一度東京に身を投げてしまえばどんなに方向音痴な人でも美術館に辿り着けるであろうと思える程に美術...
雑記

伊豆の走り子

いくら関西に住んでいて関東へのフットワークが重くなっていようと、友人から「伊豆大島に繰り出さないか」という魅力的な提案をされようものなら鼻息を荒くして参戦することはやぶさかではない。「存在は知っているが何かきっかけがないと行かない」ランキン...

ろくにリサーチせず吉野の桜に弾丸した結果

いくら普段家にいてのんびりするのが好きでも、春に突入すると桜が見たくて外に出たくなってくる。というか、気がついたら、何故か桜を見ないと罪悪感に苛まれるような身体になってしまっている。これは自分の性格がどうこうと言うよりも、本来日本人にDNA...
雑記

エフゲニー・キーシンのピアノ

今までの人生において、クラシック音楽で一番聞いてきたのはキーシンのピアノかもしれない。中学時代に友人とキーシンの存在を知り、「この世にこんな超絶技巧を簡単そうに弾きこなす超人がいるのか」とドハマりした。そこからキーシンの演奏を聞き続けて、生...