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歌の第三勢力「都々逸」 | 26文字のラブレター #32

都々逸(どどいつ)が世の中ではまだまだマイノリティであるのがなんとももどかしい。俳句や短歌なら知ってはいるが都々逸は知らん、という人は多いだろう。そんな人にはぜひ本書を通して都々逸の魅力に触れて頂きたい。そもそも都々逸というのは江戸末期に大...
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「劣等コンプレックス」とは? | アドラー心理学入門 #31

「人間関係をなんとかしたい」とか「もっと自分に自信を持ちたい」とか、生きているとそういう悩みや壁にぶち当たることがあるだろう。そういう悩みは、不思議と自分の中で抱えがちであり、あまり人に打ち明けることがない。だが、それらを抱え続けているとや...
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あなたは財前派?里見派? | 白い巨塔 #30

自分は医療のヒューマンドラマが描かれた作品を好んで読むが、白い巨塔ほど読み返している作品はない。最初に本作品を知ったのは唐沢寿明版のドラマをテレビで見た時だった。当初は「こんなドロドロした世界が存在するのか」と子供ながらにドラマを見ていたも...
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成功するために何を考えるべきか | 月の商人 #29

日々暮らしていて、自分の現在の状態が「上手くいっている」「成功している」と見極めるのはなかなか難しそうだ。むしろ生きていれば「上手く行っているかどうか分からない」という時間が人生の大半を占めているようにも思える。だがどんな時でも、世の中で大...
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本当に怒らせてはいけない人 | 52ヘルツのクジラたち #28

52ヘルツのクジラというのはクジラの中でも特異な存在らしい。一般的なクジラは普段10~39ヘルツの範囲で鳴いている。それに対して52ヘルツというのは明らかに高い周波数である。楽器に例えるとチューバの最低の音よりもわずかに高い(「いや低いやん...
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プロジェクト管理術のアップデート | ProjectManagement進化論 #27

社会人になって企業で働くと、規模の大小問わず組織のプロジェクトに参入することがあるだろう。自分は複数の企業を練り歩いたわけでは無いので詳細は分からない。だが、当初定めたはずの開発日程や計画が遅れてしまうというのは日常茶飯事なのではないだろう...
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御御御付はやっぱり最強説 | 一汁一菜でよいという提案 #26

平日の社会人はとにかく食事に割く時間がない。朝起きるとすぐに出発までのタイトな時間で朝食の準備をしなければならない。そして夜帰ってきたら帰ってきたで、献立を考えつつ、あまり夜遅くならないようにと急いで料理をしなければならない。独身に限らず専...
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ビジネス書のハードル | 世界の起業家が学んでいるMBA経営理論の必読書50冊を1冊にまとめてみた #25

最近は読書にも慣れ、電車の通勤時間がそこそこ長いこともあって読書量が格段に増えてきた。だがその中でもビジネス書の量は圧倒的に少ない。非常に言い訳がましいかも知れないがその理由は、どのビジネス書も同じようなことを書いているように見えてしまう病...
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天然物>人工物? | 魚ビジネス #24

日本の各地でフレッシュな魚料理に舌鼓を打つ度に考えることだが、地元が魚の名産地である人は苦労することが多いのではないだろうか。というのも、幼いころから美味しすぎる魚を食べ続けていると舌が肥えに肥え、これがスタンダードなのだと思い込んでしまっ...
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人生で最もお金を費やすもの | 下流の宴 #23

この作品をドラマで見たのは2011年頃だったと思う。当時はあまり読書もしていなかったため、今も昔も有名人なはずの林真理子氏の存在も知らなかった。当時ドラマ自体は割とありふれている設定に思えたのだが、妙なリアルさがあり、謎の惹き付ける力があっ...