読書 なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない #9 レコードやCD、DVDが全盛期だった時代はよく「ジャケ買い」なんて言葉が使われていたが、本においてそれを実践したのは意外と本書が初めてかも知れない。本書はそれほど魅力的に感じる素敵なタイトルだと思った。社会が徐々に煩雑化し、コロナ禍でよりス... 2023.01.15 読書
読書 思考停止は罪なのだろうか | 思考停止という病 #8 これは少々偏見なのだが、「思考停止という病」というタイトルを書店で見かけて興味を引いたり読んでみたくなる人は、現状に満足していなかったり、潜在的にそのことで悩んでしまっている人ではないかと思う(自分もその節があったので、手にとってしまった)... 2023.01.06 読書
読書 語彙をうまくアウトプットするには | 語彙力こそが教養である #6(続編) 語彙のアウトプットは難しい。普段色々なメディアに触れていても、いざその中の言葉を使おうにも、その言葉自体覚えていないことが多い。それに語彙を誤用すると(大いに)恥をかくことにもなるし、それ以降は難しい言葉を使うことが億劫になってしまう(これ... 2022.04.10 読書
読書 「(語彙力)」と言ってしまう病 | 語彙力こそが教養である #6 「この人賢いな」と思う瞬間はいつなのだろう。人によっては相手の意見や考えをすぐに理解できたり、大量の知識を持っていたり、難しい事柄をわかりやすく説明できたりする人がそうだと感じるかもしれない。しかし個人的には、語彙力を持つ人もそれにあたると... 2022.03.13 読書
読書 料理に学ぶ抽象化の極意 | 料理の四面体 #5 自分は基本的に読書は紙派である。本棚に蔵書として追加されていく達成感があるし、(これはさんざん言われているが)空間記憶や三次元記憶は確かにあると思い込んでいるからだ。しかし徐々にkindleの便利さに気づいてしまい、今や約半数が電子書籍であ... 2022.02.13 読書
読書 「いい人」であることに疲れた人へ | 「いい人」をやめれば人生はうまくいく #4 最近は読書メーターが便利で、そちらに備忘録を残すことが多くなった。が、読んだ内容次第では自分の考えがあふれてしまうことがあり、250字では少し物足りない。読書メーターで少しまとまらなかった考えを拾うように、こちらに少しずつ追加していく。(以... 2020.01.30 読書
読書 鈍感のすゝめ | 鈍感力 #3 著書「鈍感力」が話題になり、流行語の候補にもなったのは2007年。約10年前のことである。他のノミネートを調べてみると「KY(空気が読めない)」「どげんかせんといかん」など、もはや時代を感じさせるような語句ばかりである。そんな10年前に流行... 2017.12.08 読書
読書 棋士 羽生善治に学ぶ | 直感力 #2 実は普段新書にはあまり手をつけないのだが。著者が著者なだけに、思わず興味を引いて手にとってしまった。羽生善治氏は言わずとしれた将棋のトッププロ棋士。そんな将棋棋士が書く文章は無駄がなく素直で、内容もスッと入ってくるのが印象的である。shu本... 2017.10.27 読書
読書 二度楽しめる小説 | 蜜蜂と遠雷 #1 「直木賞」と「本屋大賞」のW受賞は史上初なんだとか。分量は500ページ程度で1ページ内も二段組と、割とボリュームのある見た目ではあるのだが、この恩田陸著 蜜蜂と遠雷は意外とテンポよく読める作品だと感じた。shu本記事のサマリー:音楽の描写っ... 2017.10.20 読書
読書 コオロギフードはどこまで凄いのか | 最強の食材コオロギフードが地球を救う #7 珍味として有名な昆虫食だが、それが実は地球上の食料危機を救う期待の星であることはあまり知られていない。「なぜ昆虫?」と思うかもしれないが、昆虫は今日では無印などの有名店にも置かれるほど浸透しつつある立派な「食材」だ。中でもとりわけコオロギの... 0202.08.28 読書