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読書

ライティングの枷はなんなのだろうか | 読みたいことを、書けばいい。 #12

最近は色んなメディアに触れることが多くなった。そのためインプットはたくさんあっても、アウトプットする機会がめっきり減った。最近は書店に足を運ぶと、アウトプットの指南書がたくさん並んでいる。「アウトプット大全(樺沢紫苑著)」などはその代表格だ...
読書

会話の価値を高めるために | 自分のことは話すな #11

自分の周りには「この人話長いな…」とか「自分のことしか話さんやん…」と感想をついつい抱いてしまうくらい自分語りが好きな人がいる。しかし冷静に振り返って見ると案外ブーメランだったりするのだ。自分が書店をうろつきながら本書のタイトルに惹かれたの...
読書

成功するための「一万時間の法則」とは? | 天才!成功する人々の法則 #10

世の中で成功している人の中には、その分野において卓越した能力の持ち主であるアウトライヤーが少なからずいる。いわゆる「天才」と呼ばれる人たちだ。そして、その人たちは通常「生まれつき才能がある『天才』であったから成功した。」と思われがちである。...
読書

なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない #9

レコードやCD、DVDが全盛期だった時代はよく「ジャケ買い」なんて言葉が使われていたが、本においてそれを実践したのは意外と本書が初めてかも知れない。本書はそれほど魅力的に感じる素敵なタイトルだと思った。社会が徐々に煩雑化し、コロナ禍でよりス...
読書

思考停止は罪なのだろうか | 思考停止という病 #8

これは少々偏見なのだが、「思考停止という病」というタイトルを書店で見かけて興味を引いたり読んでみたくなる人は、現状に満足していなかったり、潜在的にそのことで悩んでしまっている人ではないかと思う(自分もその節があったので、手にとってしまった)...
読書

コオロギフードはどこまで凄いのか | 最強の食材コオロギフードが地球を救う #7

珍味として有名な昆虫食だが、それが実は地球上の食料危機を救う期待の星であることはあまり知られていない。「なぜ昆虫?」と思うかもしれないが、昆虫は今日では無印などの有名店にも置かれるほど浸透しつつある立派な「食材」だ。中でもとりわけコオロギの...
読書

語彙をうまくアウトプットするには | 語彙力こそが教養である #6(続編)

語彙のアウトプットは難しい。普段色々なメディアに触れていても、いざその中の言葉を使おうにも、その言葉自体覚えていないことが多い。それに語彙を誤用すると(大いに)恥をかくことにもなるし、それ以降は難しい言葉を使うことが億劫になってしまう(これ...
読書

「(語彙力)」と言ってしまう病 | 語彙力こそが教養である #6

「この人賢いな」と思う瞬間はいつなのだろう。人によっては相手の意見や考えをすぐに理解できたり、大量の知識を持っていたり、難しい事柄をわかりやすく説明できたりする人がそうだと感じるかもしれない。しかし個人的には、語彙力を持つ人もそれにあたると...
雑記

エフゲニー・キーシンのピアノ

今までの人生において、クラシック音楽で一番聞いてきたのはキーシンのピアノかもしれない。中学時代に友人とキーシンの存在を知り、「この世にこんな超絶技巧を簡単そうに弾きこなす超人がいるのか」とドハマりした。そこからキーシンの演奏を聞き続けて、生...
読書

料理に学ぶ抽象化の極意 | 料理の四面体 #5

自分は基本的に読書は紙派である。本棚に蔵書として追加されていく達成感があるし、(これはさんざん言われているが)空間記憶や三次元記憶は確かにあると思い込んでいるからだ。しかし徐々にkindleの便利さに気づいてしまい、今や約半数が電子書籍であ...