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自分を「参考資料」で埋め尽くさぬように | ミスをしない選手 #53

自分は野球をほぼやったことがないし、見ることもあまりないのだが、関西にいると野球ファンの熱にあてられることが多々ある。飲み会でうっかり「推しの球団なんてないです」とか漏らそうものなら「そんなもん阪神に決まっとるやろ!!」と半ば怒鳴られる始末...
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「堪忍袋の緒」ってどんなもの?| ないもの、あります #52

我々は普段会話の中に慣用句を織り交ぜているが、その内容についてちゃんと吟味したことはあるだろうか?我々は「目から鱗」とか「自分のことを棚に上げる」とか、今日では何の違和感もなく使っている。だがそれらを実際の行動に置き換えてみると、だいぶ意味...
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これで貴方の肝臓も陽キャに!? | 病気を治したいなら肝臓をもみなさい #51

大人になると、健康診断を受けた時に着目するパラメータが子供の頃と異なっていることに気がつく。子供の頃はもっぱら身長とか体重ばかり気にしていたものだが、大人(というか社会人)になって気にし出すのはASTとかALT、そして尿酸の数値とかである。...
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どうして昆虫に触れなくなるのだろうか? | 昆虫の惑星 #50

子供の頃に平気で触れていた昆虫たちが大人になって触れなくなるのはどうしてだろう?別にやることが増えて、しばらく昆虫に触れない期間が続くからだろうか。それとも、過去に何かひどい目に合わされたトラウマが原因だろうか。かくいう自分も、昆虫には比較...
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リーダーに必要なマインドとは | すらすら読める新訳 君主論 #49

世の中にはバズワードというものがあるらしい。「それっぽくて耳障りが良いが、内容が曖昧なまま広まっている言葉」という意味だそうだ。これはもしかして言葉だけでなく、本や概念にも同じようなことが言えるのだろうか。本書で解説されている君主論もそのひ...
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切れ味抜群の秀逸な返し | 帰ってきた生協の白石さん #48

生協というのは殆どの大学に存在するだろうが、それを支えているスタッフのメンバーが認知されているところはかなり少なそうだ。とりわけ、本書の著者の白石さんほどとなると尚更だろう。実際、自分が通っていた大学にも生協はあるにはあった。ところがそこの...
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たまには平和なギャンブルを | 地雷グリコ #47

グリコというゲームは面白い遊びだが、果たしてバランスの取れたゲームなのだろうか?3条件のうち、「グリコ」は3文字で、残りの2条件はいずれも6文字。どちらか一方は他の2条件の中間くらいに設定しないとアンバランスなのでは、と当初考えていた自分は...
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集中力を「持たされている」ことに気づく | なぜ、あなたの仕事は終わらないのか #46

今まで仕事をしてきて、期日以内にきっちり完了できたタスクはどのくらいあるのだろうか。振り返って見ると、一瞬で終わるような小さなタスクは別として、期日に間に合わず期限の延長を申し出た経験が結構ある。別に手を抜いたり、さぼったりしているわけでは...

ようやくジブリパーク

いつだったか、「ディズニーは『いらっしゃい、ようこそ』と迎えてくれ、ジブリは『おかえり』と迎えてくれる」という刺激的なコメントを見て以来、自分の中でジブリというジャンルに対する見方が幼少期と大きく変わっている。ディズニーを味が一発で分かる甘...
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逆輸入で知る日本人の姿 | 菊と刀 #45

「日本人ってどんな人間?」と聞かれたらどう答えるだろう?「真面目な人間が多い」とか「全体的におとなしい」といった、比較的ふわっとしたワードが出てくるのではないだろうか。もちろん、日本人の多くは日本に生まれて日本で多くの時間を過ごしている。そ...