2023-06

読書

知識の「リンク化」という考え方 | 忘れる読書 #20

世の中の人々がどのような姿勢で読書をしているのかはあまり良く知らないのだが、自分は読んだ本の内容の大半は忘れてしまう。どんなにメッセージ性の強い内容であっても、記憶しているのはせいぜいそのうちの1%、もっと酷い時は0.1%程度という場合が往...

理系かぶれのあじさい巡り三年目

京都の宇治では平等院という世界遺産の称号をほしいままにする横綱が目立つが、同時に紫陽花の名所でもあるという認識が自分の中で強まりつつある。学生の頃は京都なんて修学旅行シーズンの紅葉の季節しか行く機会がなかったものだが、仕事の関係で関西に半永...
読書

イヤミス中毒という沼 | ルビンの壺が割れた #19

会社の同期というものは非常にありがたいもので、その人伝いでしか知り得ない作品というものがたまにある。自分が細々と読書を続けていることを知っていた同期が「ルビンの壺が割れた」を紹介してきたのはある日の昼食の事だ。口から先に生まれたようなその同...
読書

悪夢を断ち切りたい | フロイトの精神分析 #18

「どうしてあんな夢を見てしまうのだろうか」と悪夢から目覚める度に思う。他人と夢に関する話をガッツリしたことは今までない。だが、恐らく人によっては夢の中で一生いきなりステーキを食べ続けていたり、ディズニーランドで待ち時間0秒ですべてのアトラク...